今月の言葉「充実した暮らしとは、何かに専念して生きることです」
秋冷の心地よい季節となりました
皆様いかがお過ごしでしょうか
さて、今月の言葉はこれです
「充実した暮らしとは、何かに専念して生きることです」
一つのことに没頭していたら、あっという間に時間が経ってしまった、という経験は誰にでもあるかと思います
時計の針の進み方は誰でも同じはずなのに、人によって感じる「時間の長さ」は不思議と違うものですよね
漫才師から政治家になった西川きよしさんの「小さなことからコツコツと」の言葉のように、私たちも目の前のことに一生懸命取り組む大切さを教えてくれます
仏の道もそれと同じことがいえると思います
菩薩は百千劫という気の遠くなるような時間、これまでどんなに罵られても怒らず、褒められても大げさに喜ばず、ひたすらに仏の世界を目指してきたといいます(『大智度論』)
菩薩は「成仏(さとり)」という目標と、揺るぎない発心(志し)があるからこそ、決して道から外れることなく修行を続けていらっしゃるのです
何ごとにも志と目標が大切なんだなのですね
人として生を享けたことを喜び、何を為すべきかを考えて一つのことに専念する、そこに充実した暮らしへのヒントがあるように思います
浄土宗の宗祖法然上人は、阿弥陀さまのみ名を称えることに「専念」することが大切だと説いておられます
木々が色づく季節、時間の経つのも忘れるくらい一心にお念仏を称えたいものです



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