お盆 お久しぶりです ご先祖さま
お盆といえば昔から都会に住むファミリーは田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行き、山や海などで楽しく遊ぶというのが一般的でした。ところが今年は新型コロナウイルスの影響で思うようにいきません。お父さんやお母さんは、子どもにどんな夏の思い出をつくってあげられるのか頭を悩ましていることでしょう。
お盆は命のバトンを繋いでくれたご先祖さまが、年に一度この世に帰ってきてくれるという日本古来の風習です。今があるのはその方々のお陰です。「お久しぶりです ご先祖さま」と感謝してあたたかくお迎えしたいものです。
「似た顔の あらば出でみん 一踊り」(安川落梧)
お迎えした霊を慰めるために古くから行われてきた盆踊り。その盆踊りの列で踊る人々の中に、「今は亡きわが子が踊っていたならばすぐに飛んで行って会いたいものだなあ」と江戸時代中期の俳人安川落梧が詠んでいます。大人から子供までお盆には必ず帰ってきてくれるのです。 それを励みに頑張って生きてこられたという方はたくさんいたことでしょう。
あちらの世界も想像してみましょう。もしかしたら夏休みに帰省する日を楽しみにしている子供たちと同じように、先立たれた方々は出発日の8月13日を指折り数えて待っているのかもしれません。16日までの3泊4日分の着替えとお土産を用意して・・・。
今年のお盆は、お墓参りに行けない方は仏壇で、仏壇がないご家庭は西を向いて手を合わせ、子ども達に命の尊さを教える4日間としたいものです。
こんばんは
今年のお盆は、ここしばらく起きていない禍の中で、経験にないような業をふりかえるような夏となりますね
ご先祖様のバトンと将来への重さとを感じつつ、合掌
投稿ありがとうございます!
命のバトンを次の世代へ伝えていく役割を、今を生きる私達が果たしていかなくてはですね。