今月の言葉「指は指自身をさせないように 私たちは自分を決して見ることはできない」
~『唯識の思想』横山紘一~
私たちは目の前の「もの」や「自分」についてわかったつもりでいるが、本当にその言葉どおりに存在するのでしょうか?
指が指自身をさせないように、認識しえない「自分」についてありのままに見ることはできないといいます。「自分」や「もの」について「こういうものだ」と安易にとらえて、それに執着することから離れなければならないのですね。
自分自身の心の中を探る時間を持ちつつ、世界を広げていきたいものです。
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