今月のことば「ここが正念場」
正念場とは最も肝心なところ、ここぞという大事な場面のこと。
もとは歌舞伎や浄瑠璃などで主人公になった役者がその役の真髄的な性格を十分に見せる、最も重要な場面をいうことから広まった言葉である。
仏教の基本的な8つの実践法「八正道」のうちの一つである「正念」がその語源であるといわれる。
「念」とは常に念じて忘れない意、常に心にとどめることをいう。
つまり「正念」とは邪念を離れて悟りへの道(あるべき姿)を思い念ずることをいうのである。
ここぞという大事な場面が今である人も、そしてこれから訪れるであろう人も、自分自身の心を見つめ、常にあるべき姿を念じて忘れずに臨みたいものである。


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