今月の言葉「〈本当に生きた日〉は人によってたしかに違う」
今月の言葉「〈本当に生きた日〉は人によってたしかに違う」
―茨城のり子「ぎらりと光るダイヤのような日」より
もしも今、人生を終えるとしたら、皆さんにとって〈本当に生きた日〉はいつでしょうか?
それは生きていてよかったと思える幸福な日かもしれないし、命の危機に直面した瞬間であったりするかもしれません。ただよく考えてみると〈本当に生きた日〉は意外と少ないものだといえます。
そうした日々は人間にとって大切な物だとは思いますが、もちろん自ら求めようとしても得られるわけではありません。では私たちにできることは何か?
平凡な日常の暮らしが、ひょっとしたら将来「ぎらりと光るダイヤのような日」になる可能性もあるのではないか・・・?。そう思うと「今」がとても大切に感じられます。
目の前のことを「ただ」行うのではなく、「有り難いこと」と受けとめて、一生懸命取り組むことが、将来「ぎらりと光るダイヤのような日」だったと思える一つの道のように思います。
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